HKゴルフピットです!
毎年のように最新ギアであふれかえるのはどの業界でも一緒ですよね。
「さらに飛距離アップ!」というようなコピーがいろんなメディアにあふれかえり。毎年毎年「さらに」や「もっと飛ぶ!」などの謳い文句をそのまま受け取るとどれだけの飛距離なんだろう?などと漠然と考えてしまいますが、実際に400ヤード飛んだとか500ヤード飛んだなどという話を耳にすることがないところを見ると求められるものがそこだけではないという事にもきづかされます。
ま、ボールにしてもレギュレーションで飛びすぎない仕組みや配慮がなされていますから実際にそのような事は起きづらく、ルールに基づいて楽しむという理念がその歴史の中で築き上げられたことに気付くことだと思います。
こんな話も散々繰り返されてきた話なのでしょうが・・・・・
誰のためのクラブなのかということをよくよく考えてみると、クラブ選びももっと楽しくなるのかもしれません。
クラブの特性を実際に数値で理解するのも中々難しい話です。がこれについては手段がないわけではありません。試打会など何かの機会にスイングやヘッドスピードを診断してもらう機会を見つけて客観的なデータを基にアドバイスしてもらうのがよいと思います。さらにそこに私たちの経験とスキルによって加えることのできるエッセンスというものがあるはずなんです。そのエッセンスと実際にプレイされる皆さんが体感する「感じ!」がさらに新たな付加的な要素としてクラブにスペックとして加味されることによって生み出されるものを引き出すことが私たちの仕事なんだと思います。
皆さんがご自身でできること ・・・・・それは自分の好みにあったデザインのクラブをみつけること。そしてそれを手なずけることだと思います。自分の嫌いなデザインのものを店員さんに薦められて結果よかったと思う事もあるでしょうが調子を下げたときにそれは一瞬のうちに覆されてしまう可能性も高い。ならば大好きなクラブを選んで手なずけてしまう。そこに私たちがお手伝いをするんです。
とにかく自分のお気に入りを見つける。そしてそのクラブを徹底的に自分にマッチングさせていく。シャフトを交換しなければならないケースもあるでしょう。グリップを太くしたり、細くしたりという事もあるでしょう。ヘッドのバランスを変更するケースなどは頻繁に起きるかもしれません。クラブは道具です。自分に合わない道具はいい仕事をしません。スコアに対する影響はさほど大きくはないかもしれません。一気に10打も縮まるものでもありませんからね。でもそこから生まれる満足感はこれまでとは違うものとなるかもしれません。
思わずほくそ笑んでしまう、そんな結果を勝ち取るために・・・・